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父、終末(12)

去年12月20日の夕方に入院した父は、翌日から意識が混濁し、その翌日の23日からはすっかり昏睡状態となっている。丸っと3週間にもなる。
主治医が居る時は、いつも話をしにベッドまで来てくれるが、昨日の水曜日もそうだった。
最初ここに来た時は年内大丈夫かと思ったけど、驚くほどよく頑張っていると言う。
もうそろそろ楽にしてあげたい。このままの状態が続くのは、あまりにも惨い。

顔中を覆うような大きな酸素マスクで顔が傷つき、鼻の上は大きく盛り上がってしまっている。両頬も鼻に通してある管の部分が傷つき、出血している。
薄い透明のテープのようなものを貼ってあるのは、おろらく火傷などの時に使うテープなのではないだろうか?
浮腫だけではなく、動脈硬化の末期で、末梢血管が次々と切れてしまってのことで、皮膚も脆くなり破けてしまうのだろう。

つい一ヶ月前まで、いろいろ体調不良を訴えながらも、ヘルパーさんの見守りでお風呂に入り、私達と一緒に食事をしていた。
たまにはいいだろうと、薄めないままの暖かいお味噌汁を「あぁ~美味しい!」といいながら飲んでいた様子を思い出す。
曾孫がくれば私達の居間まで出てきて、団欒を楽しんでいた。
今は病院のベッドで懇々と眠り続け、時折やってくる不整脈では苦しげに顔を歪め、恐らく褥瘡も一カ所二箇所ではないだろう。
私達家族も、割り切って入るつもりだが、さざ波のように後から後からと後悔の念に苛まれる。

先日看護士さんからは、褥瘡はないとの話だったが、ただ寝ているだけなのにこれだけ体中傷だらけでは、褥瘡はないというのも信じがたい。
意識があれば、さぞ苦しい事なのだろう。

私達家族は、満身創痍な父の耳元で祈りを捧げるしか出来ない。
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テーマ : 感謝をこめて
ジャンル : 心と身体

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kawasemi

Author:kawasemi
父の看病をするようになってやっと一人前の大人になったような、天然炸裂、本当に暢気なkawasemiです。
父は2011年1月24日に亡くなり、今は母を見守りながら夫と3人暮らしです。
  
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