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父の病(その3)

私は毎日父の見舞いに出掛けました。主治医から、出来るだけ家族と一緒に居る方が、回復が早いし予後も良いと聞かされていたからです。
ところが、行っても話は通じなく、意味不明な会話がずっと続きました。とうとう認知症になってしまったか、と覚悟を決め、私は病院から帰るとインターネットであれこれ検索し、一人勉強を始めました。
退院した後のこと、その先のこと、今後の病院のこと、要介護申請のこと。本当にいろいろ勉強しました。

否定をしてはいけないとあったので、意味不明な会話であっても、話が通じているように一緒に笑ったり悩んだり。
実際の話し、今までの父は、入院のたびに個室でした。せいぜい2人部屋。プライドが高く、すぐに隣の人と自分を見比べます。
ところが今回はどうしたことでしょう。部屋は8人部屋。
みんな父と同じように、焦点の定まらない目で、ベッドの上でお風呂に入る仕草をしてみたり、髭剃りの仕草をしてみたり、中にはずっと眠ったままで意識を回復していない人まで居るのです。
父の隣の方はそういう方でした。反対側の方は、意識のないまま父のベッドを片足で蹴り続けています。その度に父のベッドは揺れ、しまいには足に傷をつくってしまい、とうとう拘束着を着けられてしまいました。勿論、父も点滴が終わるまでは拘束着をつけられていて(事前に家族の了解はとってあった)、父は「どうしたもんか、手に力が入らなくて伸ばせないんだよ」と言っています。
拘束されている認識がないのです。排泄はおむつ。時間時間で係りの人が取替えにきてくれます。
以前の父だったら、途端に泣き出し怒ることでしょう。それが何と、暢気に、時にはニコニコと私と話をするのです。

つづく・・・
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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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kawasemi

Author:kawasemi
父の看病をするようになってやっと一人前の大人になったような、天然炸裂、本当に暢気なkawasemiです。
父は2011年1月24日に亡くなり、今は母を見守りながら夫と3人暮らしです。
  
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