事実と向き合い、真摯に受け止め、優しく接し世話をするということに、出来るだけ自分の中で価値を見出そうと努力しているこの頃。
今日は朝から台風の影響で、雨でした。
そんな日に限って朝早くから父の検査の日です。
今日の検査は腎臓血管の超音波撮影でした。
昨夜9時にはガスコン4錠を飲み、朝食はとらずに、糖尿の薬だけを外して投薬。そのまま病院に行きました。
それにしてもガスコン4錠は凄い量ですね。大丈夫でしょうか?普通1~2錠なのでしょうが、検査のためなのですね。
でも、結局は大丈夫じゃなかったのです。
9時半に検査が始まり、帰宅したのは10時半頃でした。
朝食抜きだったので軽いブランチの後、ヘルパーさんが来てくださりお風呂でした。
それから暫くして3時のおやつだなぁ~と思っていると、母が血相を変えて私の所にきたのです。
父がベッドで吐いてしまったと。
行って見ると、父は自分の吐瀉物を両手で受け止めながら少し興奮気味です。
洗面器を持ってきて吐きたいだけ吐かせ、着替えとうがいをして落ち着かせました。
ガスコンのせいで胃が安定を失ったのではないでしょうか?そのため、ベッドで横になっていて内容物が逆流した…。違うかもしれません、でも、血圧も安定していましたし、その後も胃の具合がよくないとは言いつつも夕飯は完食。今は寝ていますがそれまで何も不具合を訴えませんでした。
ガスコンが吸収されたと思うのですが?
父が吐いていたとき、何をするでもなくただおろおろするばかりの母を見て、悲しかったです。
吐いているのだからタオルを出すとか、ティッシュを渡すとかあるでしょうに、何一つ自分からはしてあげることができません。
父も吐いているときに、急いでトイレや洗面台に行くでもなく、両手で受け止めるしか出来ず、まるで小さい子供のようでした。
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